"yarım" (やるむ) とはトルコ語で はんぶん の意味。  İstanbul と Tokyo 半々生活のふたりのおはなし。
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karşılaşma  出会い
2007年の夏、仕事がらみの知人J(イギリス人)とイスタンブルで会った時、
一緒にやって来たのがタイランだった。
Jとタイランは仕事を通じて知り合い、タイランがイギリスに留学していた事もあって
プライベートでも良く付き合っているようだった。

「Merhaba (こんにちは)」

爽やかに微笑みながら私の前に現れたタイランは、190センチ近いスラリとした体躯に
意外に逞しい肩幅と胸板。
肉薄で高い鼻に、清潔感のある口元。目元は涼しく、長いまつげはお約束。

目が合い、タイランが私を見つめる。
その時、何故だかわからないけれど

「私はこの人と結婚するかもしれない」

そう感じた。
いや、結婚しないまでも、浅からぬ何らかの関係が続くだろうと
確信したのだった。


私は今まで、付き合った相手とは必ず初対面の
ファーストインプレッション時に何かを感じていた。
言い換えれば、何も感じなかった相手とは付き合いに発展していない。

けれど、「結婚するかもしれない」と感じたのはタイランが初めてだった。
不思議なものだが、それは見事に的中していたのだけれども・・・。


丁度その当時の私は、数年交際していたパートナーと別れて間もなかった。
その心の穴を埋めるが如く、更に仕事に没頭して行く私をJが心配し、
元々旅行、それも遺跡好きでトルコにもよく訪れていた私を、
イスタンブルに誘ってくれたのだった。




Jったら・・・こんな人が来るなんて一言も言わないなんて。
・・ったく。余計な気を回しちゃって。


私がチラッとJを見やると、Jはニヤッと笑ってウィンクした。


「タイラン、ジェイダはね、困った事に男より仕事が出来るんだよ。
だから男に逃げられて今はひとりなんだ」

 「・・・Jはいつからそんな、日本のセクハラオヤジみたいなことを
言うようになったのかしら」


私がJに釘を刺すと、タイランが笑いながら

「いいじゃないですか。男より仕事が出来るなんて。
それに男と女の関係は相性の問題。
どちらかが捨てたとか、逃げたとかじゃなくて、合う、合わなかった、
ただそれだけですよ。ねえ?」


と。

「そうだな、ジェイダ。気にするな(笑)。それにもう実は運命の相手と
出会ってるかもしれないしな(笑)」

運命の相手・・・・・?

私は一瞬、さっき私がタイランに対して感じたことを、
Jに見抜かれてしまったのかと思い、焦った。

「俺とか!?(爆)」

と、自分を指して大笑いするJ。
・・・・・取り越し苦労だったらしい。

 「J!飲みすぎなんじゃないの?奥さんにまた怒られるわよ」

「そうだな。そろそろ俺は失礼するよ。タイラン、悪いけど後は頼んだよ。
ジェイダに襲われないように気をつけて(笑)」

 「Jこそ、闇夜の背後に気をつけてね」

「ああ(笑)。おやすみ、J」



わざとらしいJの企みにより、ふたり取り残されてしまった。

「まだ少し時間大丈夫?」

 「ええ。あと1杯くらいなら」

「じゃあ、いいバーを知っているから、そちらで飲み直しませんか?」



タイランに連れられて行ったバーは、旅行者ではとても気付けない、
裏路地の隠れ家的バーだった。

甘すぎず、ハードすぎず。保守的過ぎず、前衛的過ぎず。
まるでタイランそのもののような、絶妙のバランスを保ったバーだった。

「Jは、あんなふうにあなたのことを言っているけれど、僕にはとても褒めていましたよ」

 「本当に?なんだかキモチワルイな~(笑)」

「ええ(笑)。美人で頭が良くてきめ細やかな気遣いが出来て、
ユーモアがあってかわいいと」


 「えーー?それ本当?私に言っていることと随分違うな~」

「大体本当です」

 「大体?(笑)」

「最後の2つは僕が付け足しました^^」


トルコ人男性はイタリア人のように女性を褒めちぎり、甘い言葉を囁くのが
仕事なので、私自身は彼らの言葉は挨拶代わりにしか考えていない(笑)。
「おはよう」のかわりが、「今日も世界一美しいね」みたいな?

けれど・・・
タイランはなんだかどこかが違う。
甘い言葉はほぼなく、言葉を慎重に選んでいる気がする。
それは彼が教育者ゆえなのだろうか。
それとも、性分?いやそれとも、私がそれさえ言うまでもない相手だと
見られているのだろうか?

 「タイランさんは・・・」

「タイランでいいですよ」

 「ありがとう。タイランは、何故今まで結婚されなかったの?
 結婚しょうと思われたことはなかったの?
 きっとモテるでしょうに」


「うーーーん。難しい質問ですね。
結婚したいと思ったことは厳密にはまだないかな。勿論、恋人もいたし、
女友達も少なからずいるけど。
ここのところ僕の心はどうかしちゃったのか、寝ても覚めてもその人の事を
思ってしまうような、ドキドキした恋が出来てませんね。残念だけど。」


 「そうですか。でもきっと、今はまだ出会っていないだけですよ。
 理屈じゃなくて、思考とかじゃなくて・・・ある日突然、心の中に
 居座るものでしょ?恋って(笑)」


「そうですね。それに気付きたいような、気付きたくないような(笑)」


 えっ・・・・?


「良かったら、連絡先教えてくれませんか?予定が合えば、色々案内もしたいし」

 「ありがとう。私にも教えて下さい」



タクシーでホテルまで送ってもらい、手を振るタイランを見送りながら・・・・・

   「それに気付きたいような、気付きたくないような」

同じことを考えていた。





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by bizim | 2007-01-01 00:00 | 出会い ~ 結婚まで
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