"yarım" (やるむ) とはトルコ語で はんぶん の意味。  İstanbul と Tokyo 半々生活のふたりのおはなし。
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"Evliliğin ilk yılında adam konuşur kadın dinler,ikinci yılında kadın konuşur adam dinler, üçüncü yılında her ikisi de konuşur, komşular dinler" ;p


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Havaalanı'nda  空港で
翌日、空港。

来れないとわかってはいても、空港で別れを惜しむ人たちの姿を見ると、
ひとりは寂しいものだ。

携帯が鳴ったので見ると、Jからだった。


挨拶した後、彼はいきなり核心に触れてきた。

「タイランと寝た?」

 「そりゃぁ~もう、熱~い夜だったわよ!・・と言いたいところだけど、
 お互い大人しく帰ったの」


「そうだったのか。彼、誘って来なかった?」

 「誘われたけど・・・・」

「そうか。でも、それは賢明だったと思うよ。男は容易く手に入る女には
冷めるものだからね。
でもまあ、今のタイランにとっては、どっちであろうと答えは同じだろうけどね。
君は眠れる獅子を目覚めさせてしまったみたいだよ(笑)」

 「あ!ところでJ。彼に私の事なんて説明したの?
 どんな人だって」


「えっ、男に逃げられた仕事命の女を救う気はないか?いいヤツだよって言ったけど?」

 「・・・美人だとか、気遣いがどうのこうのとか言わなかった?」

「はぁ?何言ってるんだよ。そんなこと言うわけないだろ(笑)」


タイラン・・・・・・。

   「ええ(笑)。美人で頭が良くてきめ細やかな気遣いが出来て、
   ユーモアがあってかわいいと」

   「大体本当です」

   「最後の2つは僕が付け足しました^^」



顔や耳朶が熱くなるのを感じた。




 「一応言っておくけど、逃げられたんじゃないから。お互い合わないことが
 数年かかってわかっただけなのよ(笑)」


「なんだか、思いっきりアテられちゃったな(笑)。でもまあ良かった。
タイランは間違いのない男だし、こっちのことは心配するな。
ちゃんとオレが見張っておくから(笑)」

 「ありがとう、J。余計な事言ったら・・・」




電話の後、別れを惜しむ相手もいないので、カフェでお茶を飲む。
また携帯が鳴った。

タイランだった。

「naber tatlım・・・ひとりで飲むお茶の味は?」


お茶・・・って、えっ!なんでそれを・・・・?


思わず焦って周りを見回すと、タイランがカフェの外で笑いながら手を振っていた。


 「タイラン!来れないんじゃなかったの?」


「anne(母)に病気になってもらった(笑)」


なんだか涙が出そうになった。


 「タイラン。今ならあなたに抱かれてもいいかも」

いや、本当に。
そこにベッドがあったなら、私は間違いなくタイランを誘っていただろう(笑)。

「うーん。最高の申し出だけど、ここはさすがにギャラリーが多すぎる」

ゲラゲラ笑いながら、私たちは最後のひとときを楽しんだ。


 「もう行かなきゃ・・・」

私たちは何故か、使用していないチェックインカウンターに
肘をついて並んで立っていた(笑)。
右側にいるタイランを見ると、そっと唇を重ねて来た。

 「ダメよ、こんなところで」

「大丈夫。誰も見ていないし、ここは空港だから」

 「違うよ。ここでそんなことしたら・・・」

思わず堪えきれずに、涙が溢れて来てしまった。

「ジェイダ、泣かないで。また直ぐに会えるよ」

タイランの腕の中は大きく、暖かかった。

「今度は僕が会いに行くから。待ってて」

 「・・・いつ?」

「君の気持ちが変らないうちに」

 「じゃ・・・今週中にね」

「そんな早く変わるの?(笑)」

 「そうよ。だから早く来て!A.S.A.Pね!」

「OK. tamam. seviyorum tatlım. süsse ceyda meine Liebe...」
    (OK。 愛してるよ。僕の可愛い人)

 「最後、なんて言ったの?ドイツ語?」

「そう。トルコ語と同じ意味だよ^^」


タイランのシャツを、涙とマスカラと口紅三重奏で汚したうえに、
ドロドロの顔で私が返した言葉は

 「ご病気のアンネによろしく」

吹き出しながらも、頷くタイラン。


 そうよ。
 こんなんだから男に逃げられるんだわ。
 そうでしょ、J!?



 「Taylan, aishiteru♥」

「何? それ、日本語?」

「そう。I LOVE YOUと同じ意味よ」

嬉しそうに微笑むタイラン。
ちょっとはかわいく成長したのか、私(笑)。


出国審査後、トイレで自分のパンダ目with ドロドロ顔を見たときは、
動じなかったタイランの大きさに心から感謝したのだった。




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by bizim | 2007-01-04 00:00 | 出会い ~ 結婚まで
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