"yarım" (やるむ) とはトルコ語で はんぶん の意味。  İstanbul と Tokyo 半々生活のふたりのおはなし。
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爪 痕  ~TSUMEATO~
仕事を終えて家に戻ると、リビングに明かりは点いているのに、夫の姿が見えなかった。

 「タイラン・・・?」

トイレにでも行っているのかと思ったが、寝室の方から微かに声が漏れ聞こえてきた。

誰かといる・・・?

おそるおそる寝室へ近付きドアを開けると、夫と見知らぬトルコ人女性が、
ベッドの上で縺れ合っていた。

見慣れた広い背中。知らない白い指。たちこめる甘い香り・・・。
あまりの衝撃で脚がすくみ、動けなくなった。
女性は深紅のマニキュアをしていて、夫の背中には生々しい爪痕が
くっきりと残っていた。

やっと夫が振り向き、私と目が合うと、

「何見てるんだよ?こういうことだから。あっちへ行けよ」





と冷たく言い放った。
女は私に下着を投げつけると、ケラケラと高笑いをした。
顔と頭から火が出るんじゃないかと思うくらい熱くなり、全身が痺れて
腰が抜けそうになる。

やっとの思いでその場を走り去り、マンションの外に裸足のまま駆け出すと、
思いっきり転んでしまった。
膝に激痛が走ったが、転んだまま私は起き上がれなかった。
ふたりの姿が頭から離れず、夫の下品な言葉と女の笑い声が響く。

目が熱くなって、泣いている事に気づく。
目を開けると・・・私はベッドの上だった。


夢だった。


頬は涙で濡れていた。ふたりがいたベッドから、私は思わず飛び起きた。


まだまだ宵の口のトルコに電話をする。

 「タイラン、今・・・何してるの?」

「ジェイダ、こんな時間にどうした?」


心配して夫がカメラの前へ来てくれる。変らない優しい笑顔。

 「タイラン、背中を見せて」

「背中ぁ?なんで?」

 「いいから、背中を見せて!」

仕方ないな、という顔をしながらも「OK」と言って夫は、潔く上着を脱いで
背中を見せてくれた。

爪痕は・・・なかった。

「気が済んだ?」

 「うん・・・ありがとう」

「前はいいの?(笑)」

 「前はいい(笑)」

あっ、そう。と、ちょっと残念そうな夫。

「一体、どうしたんだい?まあ、大体察しはつくけどね」

夫は上半身裸のまま、タバコを吸い始めた。私が返事をせず黙っていると

「今時そんなものつける女も、つけさせる男もいないよ」

と、銜えタバコのまま笑った。

「えっ・・・どうしてわかったの?」という顔で夫を見る。

「背中の爪痕と、首から胸のキスマークチェックは女の常套手段だろう?(笑)」


私が夢の内容を話すと、タイランは笑い飛ばした。

「そんなことありえないよ。浮気もありえないし、
それになんで君のマンションで?(^∀^;)」


 「設定はありえないんだけど、映像はとってもリアルだったんだもん。
 声だって・・・」


「Kさんの捏造浮気話が尾を引いてるんだろう。きっと。かわいそうに・・・。
でも、心配しないで。
今日だって僕は、アンネと一緒にサロンで映画を観てたんだから(笑)」


(´∀`*)

「よっぽど僕の方が心配だよ。君によからぬ男が寄って来てないかってね。
だから僕にも背中をチェックさせて。・・・で、出来れば、前も見せてくれると
嬉しいかなぁ(´ε`*)。
あ、これはエッチなキモチからじゃなく、チェックのためだからね(笑)!」


夫の下ネタジョークも、今日は嬉しい。
心配してくれたアンネが部屋へ入って来たが、上半身裸になっているタイランを見て
出て行ってしまった(笑)。

「なんだかアンネに誤解されたみたいだ(笑)。『あら、お邪魔ね』だって(笑)」

 「恥ずかしいから、アンネに違うって言っておいてよ」


この夜夫は、朝まで付き合ってくれた。
私の心にKさんの爪痕が残ったことは確かだが、そのお陰で、
私たちの絆がまた少し深まった事も確かだと思う。



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by bizim | 2010-12-08 22:51 | Tokyo'dan
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