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"yarım" (やるむ) とはトルコ語で はんぶん の意味。  İstanbul と Tokyo 半々生活のふたりのおはなし。
by bizim
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タイランとタンゴです ^^






"Evliliğin ilk yılında adam konuşur kadın dinler,ikinci yılında kadın konuşur adam dinler, üçüncü yılında her ikisi de konuşur, komşular dinler" ;p


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ソイル家のピロートーク☆
「1年も帰れないと思うと、そろそろイスタンブルが恋しいんじゃない?」

「そんな事ないよ」

そう言って夫は笑ったが、トルコ語はもちろんのこと英語も満足に通じない日本。
アンネやババや友人達とも離れ、大学の同僚も生徒達もいない。
住み慣れた街や食べ物だってない。

「恋しくないって言ったらウソになるけど、イスタンブルで君を恋しく思う
気持ちと比べたら、なんでもないよ^^」


 「タイラン・・・(〃▽〃)」

「それに、君はイスタンブルに来たら1年じゃなくてずっとだろう?
その気持ちを少しは理解する為にも、必要な時間だと思うよ」


そうだ・・・。
いつかは、私も日本を去ってイスタンブルへ行く。
親も友人も・・・全てを置いて。

  ”日本へ帰れる”

そういう前提があったから、滞在中楽しめたのかもしれない。
そう思うと、漠然とした不安に包まれる。
イスタンブルは好き。アンネもババのことも。そして、夫の事も。
でも・・・
私をトルコで支えるものは、それだけだ。
一生、異国の地で自分を失わずにやって行けるのだろうか。

 「私・・・イスタンブルでずっとやっていけるかな」

「心配?」

 「・・・ごめん」

「不安になるのは当然だよ。生まれ育った国を出てくるんだからね。
でも、心配しないで。僕がずっとそばにいる。
全力で君を守るから。何があっても・・・」


夫は私を抱きしめてくれた。

「それに、時々日本に里帰りすればいいよ。
僕もオカサンとオトサン、Sに会いたいしね(笑)。
ジェイダ・・・そんな目をしないで。僕が君から全てを奪う悪者みたいじゃないか(笑)」


  (オカサンとオトサン!(笑) 「誰よ、それ?」とは、いじわる言エナカッタ) 

「そんなことないよ(笑)。あなたは何にも替えがたいものを私にくれている。
 心から感謝してるし・・・」


  (特に「笑いを」とは言エナカッタ(笑))

「・・・し?」


 ・・・私はきっと タイランがいないと生きていけない


 「なんでもない(笑)」

「言いかけて言わないのはズルイよ!!何?何て言おうとしたの?」

 「忘れた!」

「ウソつけ~。言えよ~。言わないと襲うぞ(笑)!」

 「言っても、襲いたいんでしょ?(笑)」

「はい」と、正直に頷くタイラン。

 「言うから襲っちゃダメ」

「う~う~・・・ん(;-д- )」


作戦を誤り、引っ込むしかなくなってしまった夫だった。ぷぷっ!


お手数ですがぽちっ!とお願い出来ると小躍りしちゃいます♪
 
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by bizim | 2011-02-15 05:36 | Tokyo'dan
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