"yarım" (やるむ) とはトルコ語で はんぶん の意味。  İstanbul と Tokyo 半々生活のふたりのおはなし。
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地震、その日
TVはもう辛すぎて見ていられない。
仕方ない。あのBlogでも見るか・・・と
来て下さった方のために、ちょっと長めです。
(というより、結果的に長くなってしまっただけです。すみません)



うちのオフィスのビルは、外に出ないよう命令が出たため、皆ビル内に缶詰だった。
仕事が続いていたのもあったが、廊下や1階に出た人からは、

「ビル中ヒビが凄い!1階なんか床がズレてるよ!」

と、恐怖感を露にしていた。

 「今度大きいのが来たら、ダメそうだね、このビル」


正直、大揺れの際は死もちょっと覚悟した。
それだけ大きく揺れて、長かった。そしてそれが何度も続いた。
船酔いしたように酔う人が続出。
(私も、本当に揺れているのか、自分がクラクラしているのか
分らないくらい、今もなんだか平衡感覚がおかしい。)

夜、会社に残る人もいたが、私は建物自体に不安を感じていたので、
早くそこを去りたかったし、夫のことも心配だったので、歩いて帰ることに
した。

オフィス街は人で溢れ返っていた。
ヘルメットや非常持ち出し袋を背負っている人も多かった。

私は万が一に備えて、水とチョコ、マスクを持ち、ハイヒールを脱いで
会社に置いてある歩きやすい靴に履き替えた。

携帯も会社で充電した。
コンビニの充電器は売り切れになるだろう。
自分の携帯用充電器を持って行く。
公衆電話用に十円玉も沢山用意。

コンビニは泥棒が入ったかのようにからっぽ。
今はパニックになってはいないが、これがもっと悲惨な状態に
なったら、東京はどうなってしまうのだろう?と思うと、背筋が寒くなった。

歩きながら、どこかこれは現実ではなくて、映画の被災シーンのような
錯覚に陥っていた。けれど、この光景は紛れもない現実・・・。

群集の中に外国人男性を見かけるたび、夫のことが過ぎった。

タイラン。私は大丈夫。心配しないで。
タイランは大丈夫?早く会いたい・・・。


夫へ届け!・・・と、心で念じる。
(私は虫の知らせとか、こういった類のテレパシーを信じている)


その時はまず電車もバスもダメ、タクシーもだめ。
これから夜中になって歩くのもどうかと思ったので、これから更に
大きな地震が襲って来ないという保障もないし、体力を温存し
区が開放している避難所に非難する事にした。

また、携帯が断続的に通じないため、心配する夫に固定の居場所を
知らせる方がいいと判断したからだ。


そこの公衆電話から、そのことを夫に伝える。
夫もその方がいいと言った。「夜、女ひとり外を歩かない方がいい。
こういう特殊な状態の時は、人間の心理に、普段はありえないことを
起こさせる事があるから」
と。

私はそこの区民じゃないが、非常用の毛布を頂いた。
その区の税金で購入したものだろう。申し訳ない。
区の方も、とても献身的に働いておられた。頭が下がる。

不思議とおなかが空かなかった。
頭の中は色々な事が駆け巡っていた。
次の日帰宅するまで、チョコを少し齧っただけで平気だった。
私の体が危険を察知して、省エネモードに切り替わったのかもしれない(笑)。

余震で眠れない。ずっと窓の外の空を見ていた。
好き勝手やって自然や地球を破壊、宇宙を汚している人間に、地球が怒っている・・・
そんな気もした。


交通機関や色々なことに文句を言っている人も見受けられたが、
やはり日本人はお行儀がよく冷静で、我慢強い。
そして、地下鉄も夜通し歩いて線路を点検したりと、回復が早いと思った。
トルコや他の国だったら、(ここまで交通網が発達し、
人口も密集していたら)もっと混乱や略奪があったり、電車の回復など
「アラーのみぞ知る」という次元だったのではないかと思う。
皆考えなしに車で迎えに出動し、そこかしこで交通事故やいさかいが勃発して
いたのではないだろうか。

仕事とはいえ、寝ずで尽力された方々に感謝。

翌日、やっとの思いで帰宅。


無事に再会出来たことを喜び合ったのも束の間。
TVを見て、そんな気分も吹き飛んだ。

自分がウロウロしている時は情報不足で、とにかく
帰路に着くことだけしか出来なかったが、まさかこんな
地獄のような光景を目にするとは・・・。
市の半分、1万人が行方不明の街まで・・・。

自分の家が流されたり、何もなくなった更地のような荒れ果てた
街を見せられる人たちの痛みは、一体どれほどのものなのだろう。
人が目の前で濁流に呑み込まれて行くのを見た人もいるだろう。
あまりに悲惨すぎて想像もつかない。

おじいさんが涙ながらに「まるで悪夢でも見ているよう」と言葉を
詰まらせているのを見た時、思わず涙が零れてしまった。
夫の言うように、「神様なんていない」そう思わざるを得ないような状況に、
テレビを消してしまった。


ふたり、暫く言葉を失ってしまっていた。

泣いている私を見て、夫は・・・

「大丈夫だよ。日本の人たちは強い。
いつだって何もないところから立ち上がって来たじゃないか。」


 「・・・そうだけど。また街並みは戻っても、亡くなった人や
 失った想い出はもう二度と戻せない。また自力で家を建てられる
 お年寄りなんてそういないだろうし。気の毒すぎるよ・・・・・。」


「物は奪えても、心の中にある想い出までは奪えないよ。
それに気付けるまで時間がかかると思うけど、この出来事がきっかけで
得られることもきっとあるはず。
それが1つでも良いことである様に願うしかないよ」


 「そうだね・・・悲しいけれど、もう時間は戻せないんだものね(涙)。」

生き残ったことを後悔する様なことだけは、絶対にあって欲しくない。
そう思わせない世の中であって欲しい。


でも・・・政治は混乱し、北方領土や竹島や、そして本土まで隣国が進出。
そして自然界からはこんな大地震や大津波、火山灰が・・・
今の日本はボロボロだ。悔しい!

日本を命懸けで守り、育ててくれた先人達に申し訳がたたないじゃないか。
タイランの言うように、日本は、日本人はもっと強いはず。
今こそ、日本人が団結して日本を立て直さないと!

そう話したら友人に「いよいよ政界デビューか?」と、茶化された(ー_ー)。
(そんな気は勿論ないが(笑)、派閥とか、私利私欲じゃなくて、
本当に国民・・・それも庶民のためになる政(まつりごと)をしてくれる
政治家はいないものか。
いても、権力を持つと変ったり、潰されちゃうんだろうなあ・・・。)


夫の所にも、トルコの友人知人たちから沢山心配する声が届いているらしい。
Skypeで元気な姿を見せると、皆安心していた。
「日本は今危ないぞ!早く帰って来いよ!(笑)。」という友人に、

「例え日本で地震で死んだとしても、彼女と一緒ならそれでもいいさ。」

と答え、冷やかされていた(笑)。

チャットが終った夫に「あんなこと言っちゃって」と言うと、

「本気だよ。勿論一緒に生き残れればそれに越した事はないけどね。
でも今僕は日本に来ていて良かったと心から思っているよ。
もしこのニュースをイスタンブルで知ったら、僕は生きた心地がしない。
大変な時にそばにいてあげられないなら、
(夫など)いない方がマシじゃないか?その方が諦めもつく(笑)。」


大きな余震があるたび、夫は私を守るように被さって来る。

「でも君の会社は酷いよね。あんな中、退避させないでずっと
ヘルメット着用で仕事させるなんて。そんな会社、早く辞めちゃえよ。
で、Soylu社に永久就職した方がいい。待遇いいよ(笑)。」


覆い被さったまま、夫は守ってやってるぞ!という恩義をカサにちらっとホンネで
口説いてみることも忘れない(笑)。

 「タイランの体重で逆に押し潰されそう(笑)」

「あ。そう?(笑)」

最後に、 ぽちっ!と、よろしくお願いします☆ 
 
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by bizim | 2011-03-13 13:02 | Tokyo'dan
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