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”君がわからない”
この3連休は、首都圏で働くサラリーマンには嬉しいプレゼントだろう。
仕事上遅刻が許されないため、いつもより更に早く家を出て、 行きに帰りに通勤狂想曲。仕事中も常に揺れている感覚に悩まされ、 思った以上にカラダは疲れていたようで、私は帰るなりソファーでつい寝てしまった。 目が覚めると、私はベッドの中だった。 時計を見ると真夜中。 シャワーを浴びて戻ってくると、夫が目を覚ました。 「ごめんね。私、寝ちゃってたんだね。ごはんも作らずに。 おなか空いたでしょ?今から何か食べる?」 夫は私を抱き寄せると、 「大丈夫だよ。起こすのが可愛そうだったから・・・」 と、モゾモゾ。 「ごめん、タイラン。今夜は・・・・」 流産した後は妊娠しやすいから頑張れと医師に言われ、 それなりに(笑)私たちも努力したが、今のところはダメなようだった。 一緒にいた方が妊娠し難いなんて、天邪鬼な夫婦(^^;。 でも今回の地震や放射線物質の件で、私は正直 おなかに赤ちゃんがいなくて良かったと思った。そして ”今は”、どうしても 子供を作りたい!という気持ちに傾かなくなってしまった。 ヘンな話、愛し合っている時にもっと大きな地震が来たら明らかに 逃げ遅れる気がして落ち着かないというのもある。 そして、暫くは避妊をしたいと伝えると、夫はちょっと表情を曇らせた。 「それは・・・僕ともっと離れて暮らしていたいってこと?」 「違うよ。そうじゃない」 「じゃあ、子供が出来る前にイスタンブルへ来れるの?」 「そうかもしれないし、違うかもしれない」 「ジェイダ。僕は今まで君を『わからない』と感じた事はないけど、 こればかりは、君が何を考えているのかわからないよ」 夫は私から手を離し、ベッドから出て行ってしまった。 最後にぽちっ!と、あしあと代わりに よろしくお願いします 携帯用 遠距離夫婦ブログランキング
by bizim
| 2011-03-19 07:15
| Tokyo'dan
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