"yarım" (やるむ) とはトルコ語で はんぶん の意味。  İstanbul と Tokyo 半々生活のふたりのおはなし。
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"Evliliğin ilk yılında adam konuşur kadın dinler,ikinci yılında kadın konuşur adam dinler, üçüncü yılında her ikisi de konuşur, komşular dinler" ;p


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夫の背中
夫を探すと、ベランダでタバコを吸っていた。
大好きな夫の広い背中。
今、この時、手を伸ばせばその背中に触れられることに感謝した。

背後からそっと、夫に抱きついた。
タバコのにおいに混じって、夫のにおい。心がすうっと落ち着く。

 「ありがとう、タイラン。今私のそばにいてくれて。
 日本から逃げないでいてくれて。」


「・・・当たり前じゃない。夫婦なんだから。」

背中越しに、夫が静かに答えた。

 「タイラン、中に入ろう?それとも、中にいるほうが寒い?。」

「そんなことないよ。」

夫は私の自嘲的な問いかけに少し笑うと、タバコを消した。


夕食抜きだった夫のために、たっぷりのミルクを温め、その中にシリアルを入れた。
そしてそれを柔らかくして、シナモンを少し。
節電でキャンドルの灯りの中、夫は「温まるよ」と言って、それを食べてくれた。

カフェオレボウルを置いた後、夫は話し始めた。

「僕は、女性もキャリアを持つべきだと思うし、家庭の仕事だけが女性の
生きる場所じゃないと思っている。
君の今のポジションだって、簡単に手入れられたものじゃないことは、
理解しているつもりだよ。
それを最終的には捨てて、トルコに行かなければいけないという葛藤もね。」

「それに長い夫婦生活のうちの数年くらい、離れて暮らしたっていいと思ってる。
だから現に、別居婚を選んでるしね。
でも、それが出来れば短くて、少しでも長く君と過ごしたいと思うのは
僕のワガママなんだろうか?」


 「ワガママじゃないよ。ワガママなのは私の方だから。ごめんね。
 それを受け入れてくれているタイランや、アンネやババに感謝してる。」


「ありがとう。」

 「家のためのお金を出来るだけ自分で貯めたいっていうのもあるし、
 タイランが言うように、仕事を捨てられないのが大きい。この仕事が好きだし、
 この仕事をしていなければタイランにも出会えなかった。」


「そうだね。」と、夫は微笑んだ。

 「仕事を、中途半端に辞めたくない。でも、じゃあどこまでが
 中途半端じゃないのかって言ったらそれは曖昧で、
 たぶん私の気持ちの中だけの問題なのかもしれない。
 それに今、私は日本を捨てられない。私がいたからって、どうか
 なることじゃないけど、地震や、津波や、放射能や、どん底が日本を襲って
 いるからこそ、逃げたくない。
 青臭いって笑うかもしれないけど、それが正直な気持ち。」


「その気持ちはわかるよ。君はそういう人だからね(笑)。逃げない。
わざわざ火に入っていくとか(笑)。
弱いものや困った人を見ぬふり出来ない。強い人だから。」


私は少し悲しくなった。
愛する人に「君は強い人だから」と言われることの切なさ。
普通男はそれをいい意味では使わない。要は、「だから僕は必要ないよね」と・・・。

私がうつむくと、夫は言葉を続けた。

「僕は、いつも一生懸命努力して生きている君を尊敬しているし、愛おしい。
そんな君の強さの支えでありたいと思うし、僕にだけは
気にせず弱い所も見せて欲しいと思う。」


 「タイラン・・・強い女は嫌いじゃないの?。」

「キライじゃないよ。むしろ、ネガティブで依頼心の強い女性は苦手だよ。
自立して、それでいて、心に潤いのある優しくて強い女性がいい。」


それって、タイランのアンネみたい。
やっぱり夫は、義母が理想の女性なのね(^^;。


それから私たちは話し合い、現時点での合意点を見出した。
 長くなってしまったので一旦送信します。

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by bizim | 2011-03-20 06:11 | Tokyo'dan
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