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男の視点と女の視点
夫の家の女性たちは(アンネとお姉さん)夫と同じ研究職のキャリアウーマンだった。
そのせいか、女性も職を持ち外に出る事には理解がある。 「トルコの女性は、まだまだ男性依存の部分が多くて残念」 「もったいないよね。家庭だけが女性の職場じゃあないと思うのに」 確かにトルコではまだまだ、結婚して家庭に収まる事が女の幸せだし、 日本に比べて仕事に生きる女性も少ない。 でもそうはいいつつ、トルコは女性の首相がいたこともあり、あなどれないが(笑)。 夫は私に対して 「(イスタンブルに行ったら)暫くゆっくりして、子供が出来たら 落ち着くまで子育てに専念して、その後、望むなら復職すれば いいんじゃない? 君が好きなように決めればいいよ」 と言ってくれた。 「ずっと家にいてくれてもいいけどね(笑)」 多分、そうはいいつつ夫のホンネは後者の方だと思うが(笑)。 ワガママな夫は、自立して仕事をバリバリやれても、 男を立てることの出来るでしゃばらない柔軟な女性、妻がいいらしい。 「仕事に生きる女性は魅力的だけど、それにスレてる精神的にガサツな 女性は好きじゃないな(´・ェ・`) 」 「言うのは勝手だけどね。言論の自由だから(笑)」 「僕に対して何か要望はある(・∀・)?」 「健康でいてくれれば」 「なんだよそれ。それだけ?(笑)」 「うん。それだけって言うけど、健康をバカにしちゃいけないわよ。 健康は当たり前じゃないし、家に病人が居たらそれこそ笑えないわよ?」 「そうだな・・・」 と、神妙な表情になるタイラン。 「健康で頑張って働いて、ガッツリ稼いでね(笑)♪」 「そういうことか(笑)」 いや本当に、私は夫にこれ以上特に望む事はない。 このまま私を好きでいてくれて、理解しようとしてくれ、 ギャンブルと犯罪を犯さなければ(笑)。 私たちはお互い譲れないところもワガママなところもあるけれど、 ウマが合うと言うのだろうか、あまり衝突せずに来れている。 それは、お互いそれなりの年齢までひとりで生きて来て、 「他人に期待し過ぎない」という いい意味での悟りを会得出来ているところも大きい気がする。 そういえば、タイランを紹介してくれたJ に、 「どういう男がタイプ?」 と、聞かれた時、 「う~ん。究極は、私が不愉快になる事を言ったり、したりしない人かなあ。 ナチュラルでそれが出来るなら相性バッチリだし、そうじゃなければ気遣いや 愛情を持ってくれてるってことに他ならないでしょ? 特に喜ばせてほしいとか、何かをして欲しいとかまでは・・・ないかなあ」 と、答えた。 J は、「オマエって、そんなハードル低い女だったの?(涙)」 と、なぜか同情モードだったが(笑)、これって容易いようで 意外に難しい要望だと思うのは私だけだろうか? 私が男だったら、こんなことを言う女より、 「お金持ってるヒトが好き~!」 と単純に言う女の方が「かわいい。ヨシ!俺が!」って思ってしまう気がする(笑) 携帯用 遠距離夫婦ブログランキング
by bizim
| 2011-04-20 21:27
| Tokyo'dan
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