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祈り
私はイスラムを信心している訳ではないが、エザーンは大好きだ。
何を言っているのかまではわからないが、エザーンを聴くと心が落ち着く。 先日ご紹介したエザーンは、特に気に入っている。 エザーンは1日5回あって、その回毎にペースが異なったりする。 また、呼び掛ける人の声や技量によっても大分印象が違ってくる。 エザーンが流れる中、 モスクに行って祈り続ける人々の姿を見たり、 せわしなく行き交う街中の人々を追ったり、 モスクのミナーレ(尖塔)の周囲を緩やかに飛び交うカモメを見たり、 まだほの暗い早朝の家々を眺めたり・・・ トルコの風景の中にエザーンは実に良く似合い、その印象を より深いものにしてくれる。 日本でこのエザーンを聴くと、私はそれらのトルコの風景と、 見知らぬ男たちが浮かぶ。 エキゾチックな横顔。長い睫毛を伏せ、祈りを捧げる男たちは どこか崇高でもあり、セクシーでもあると思う。 (このような言い方をすると、とても下衆で失礼で申し訳ないのだが)。 普段はとても強く(見せる)、男であることを体現しているトルコの男たちが、 祈りの場面では神にひざまづき、縋り、心を開き、求めている。 そんな姿はどこか、見てはいけないものを見てしまった 「秘密の共有」のような気持ちを喚起させる。 「へー・・そんなふうに見てるんだ。なかなか興味深いね(笑)」 と、夫は「異教徒ならではの意見^^」と言う。 タイランは無神論者なので祈ったりはしないが、祈る姿を見てみたいと思う。 「僕も君が祈ってる姿を見てみたいな」 「私はいつも心の中で祈ってるのよ。『今日も1日元気に過ごせますように』 『帰宅したら、タイランがお皿のひとつでも洗っててくれますように!』ってね」 Σ(^▽^;) 夫は「♪アッラーフ アクバル!」と、エザーンのマネをしながら流し台に 食器を下げに行き 「♪ア~~ア~」と、歌いながら洗い始めた(笑)。 信心深い人が見たら「ふざけてる!」と、怒られそうだが、 アッラーのおかげで、今夜は洗い物せずにすみました。 ありがとう。神様。 更新の励みになります!最後にぽちっ☆と、よろしくお願いします^^ 携帯用 遠距離夫婦ブログランキング ☆今日もありがとうございます☆
by bizim
| 2011-05-19 23:01
| Tokyo'dan
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