"yarım" (やるむ) とはトルコ語で はんぶん の意味。  İstanbul と Tokyo 半々生活のふたりのおはなし。
by bizim
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
カテゴリ
BGMにどうぞ


***Jeff Buckley
Calling You





***ONE OK ROCK
カサブタ





***Louis Armstrong 
When You're Smiling
 


ランキングバナーの名残です。
タイランとタンゴです ^^






"Evliliğin ilk yılında adam konuşur kadın dinler,ikinci yılında kadın konuşur adam dinler, üçüncü yılında her ikisi de konuşur, komşular dinler" ;p


free counters

Click for イスタンブル, トルコ Forecast
最新の記事
₪₪ Profile ₪₪
at 2013-12-31 00:00
生まれました!
at 2013-02-04 16:20
ありがとうございます
at 2013-01-17 21:39
これからも、bizim(私た..
at 2013-01-15 22:04
新年たべもの2作☆
at 2013-01-12 07:38
Trilogy
at 2013-01-06 10:01
Yeni Yılnız Ku..
at 2013-01-01 11:34
以前の記事
お知らせいろいろ☆
  • このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。
フォロー中のブログ
外部リンク
ファン
検索
その他のジャンル
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧

遠い夏の想い出
社会人になって間もない頃、石垣島に女友達3人で遊びに行った。
夜、飲みに行ったら、大阪から来ていたイケメン3人組にナンパされた。
彼らは話術も巧みでとっても面白かったけど、
チャラ男には興味がなかった(笑)。

友人のひとりがその中の一人を気に入ったっぽかったので
仕方なく付き合っていたが、私は別の席に来ていた、
島の男の子が気になっていた。

その子はどうやら地元の子らしい。
日に焼けた精悍な顔に、どこか素朴さやあどけなさを残している。

店の人とも親しく話していて、聞くと彼は沖縄の大学に通っていて、
今、里帰りをしているのだという。

その店ではステージがあって、そこでカラオケをしたり、
踊ったり出来るのだが、彼が沖縄の歌を歌ったとき、
あまりに上手くて驚いてしまった。


明るいけれど、どこかもの悲しさを漂わせる沖縄の歌・・・


私はそんな沖縄や、八重山の歌が好きだった。
皆で一緒に踊り、目が合うと、彼ははにかんだ笑顔を向けてくれた。


滞在中、私たちは毎晩その店に通った。
大阪の3人も石垣の子も毎日来ていた。
大阪の子たちは、時々ナンパしたらしい女を連れていたり、
所用で(笑)メンバーの一部が欠けていたりしたこともあった。

石垣の子N君は、だんだん話してくれるようになった。

訥々と話す彼の瞳は、とてもキラキラしていた。
白い歯が印象的だった。
沖縄の人らしいキリッとした顔立ちだったが、
笑うと目が垂れて、かわいらしい顔になる。
(夫もそうなので、そういう人に弱いんだろうか?(笑))

彼は、八重山の民謡をとても愛していて、私にも色々教えてくれた。
歌の裏にある悲しい歴史、沖縄の人たちの心・・・。


その夜、友人がこれからチャラ男3と遊ぶというので、
私はN君と居酒屋に飲みに行った。
彼の行きつけのお店らしく、やさしいお母さんが、
素朴な家庭料理でもてなしてくれた。

真夜中・・・彼がホテルの前まで送ってくれた。
でも、どうしても別れ難くて海辺に座り、話し込んでしまった。


N君は、「かなさんどー」という歌を歌ってくれた。
ライトは月明かり。
伴奏は波の音。
ギャラリーは私だけ。


かなさんどー

他所見恥じかさ云語れ小久場の下や待ち所
汝が云たる云言葉や今も残とさ温々と

忘んなよーやー忘んなよー 我ね思とんどかなさんどー



その時は、ただその歌の旋律に心を奪われて
内容を聞くまでに至らなかったが、もしも聞いていたら、
違った出会いになっていたかもしれない。


私が部屋に戻ったのは、明け方だった。

友人2人は、部屋に戻っていた。
チャラ男のひとりを狙っていた子は、外泊しようかと思ったが、
成就しなかったらしい(笑)。もともとあまり男に興味のない
もうひとりは、爆睡していた(笑)。

私にニヤッと笑いながら「おかえり」と言った彼女は、
私がN君と朝まで話していただけだと知ると、
「純愛やね(笑)」みたいなことを言って、笑ったような気がする。

東京に戻ってから、「かなさんどー」の意味を知った。


「愛しいぞ」

恋の語らいをしている所を、ほかの人に見られるのは
なんて恥ずかしいことだろう(中略)
忘れるなよ、忘れないでくれ、私は思っている 愛しいぞ・・・



彼はその後も、手紙をくれたり、沖縄の楽曲を送ってくれたりした。
私も、手紙を書いたり電話をしたりした。

そのころの私にとって、沖縄は遠い遠いところだった。
場所としても、現実としても。

だから、はるか遠いイスタンブルの夫とこうして今一緒に居ることが、
とても凄い事のように思える。

未だにうっすらと覚えている「かなさんどー」を口ずさむと
夫は直ぐに「それ、どういう意味?」と、私に尋ねて来た。

「愛しいとか、愛してるって意味」

あの時、それを聞かなかったのも
何かの縁だったのかもしれない。

更新の励みになります!最後にぽちっ☆と、よろしくお願いします^^
いつもありがとうございます また よろしくです^^
携帯用 遠距離夫婦ブログランキング

[PR]
by bizim | 2011-10-02 11:24 | Tokyo'dan
<< タイランのゲイ疑惑 堂々巡りごっこ >>