"yarım" (やるむ) とはトルコ語で はんぶん の意味。  İstanbul と Tokyo 半々生活のふたりのおはなし。
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遠い冬の想い出
調子に乗って、「想い出シリーズ」(シリーズ??)第2弾です(笑)。

遠くても、何故か鮮明に覚えている日々のこと・・・。
当時の簡単な日記もまだ手元にあるんです(^^;。
それも紐解きながら・・・。

ちょっと長いです(^^。



高校二年の頃、学校帰り本屋にいたら、

「ねえ、君、前にどこかで会ったことない?」

と、知らない男に声を掛けられた。
183センチ位でサラサラヘア。人の良さそうな笑顔で、
口元からこぼれた歯がとても綺麗だった。
うちの学校にはいないタイプの男だった。
それもそのはず、彼は札付きが通う有名な高校の制服を着ていた。

「会ったことありません。」

と、真面目に答えた気がする。
そんな私に「君、おカタいね!」と馴れ馴れしい男。近くにいた
仲間が笑っていた。
からかわれたと不愉快になった私は、本屋から出た。

そして数日後、また奴に出くわした。
道の前方から歩いて来て、お互い、あっ!という顔をした。
奴はすかさず寄って来て、

「君、前にどこかで会ったよね!」



と、前と全く同じ台詞を吐いた。

「今度は本当だよ(笑)」

頭に来ている筈が、何故か思わず笑ってしまった。

屈託のない笑顔。何故か憎めないキャラクター。
それがSの持ち味だった。


それ以来、私達は下校途中に待ち合わせるようになった。
時々、仲間のたまり場になっている部屋にも行った。
仲間はみな、他の高校を退学になって来たような、
いわくつきの男ばかりだったが、私には礼儀正しく、
とても優しくしてくれた。
特に、部屋の主の19才の高校生、R君は(見た目が、コワモテになった
ケンコバって感じだった)、

「君の学校に、俺らなんかと関わってることが知れたら
君の将来に良くないんじゃ?」

と、とても心配してくれた。
仲間が私にもタバコを勧めると、「ざけんな。テメーとは違うんだよ!」と、
吸わない私の為に断ってくれた。Sも私に、「ムリすんなよ(笑)」
と、無理強いはしなかった。
私はただ、彼らの話を聞きながら、その不思議な異次元の空間を楽しんでいた。

私は今まで、彼らのような人間を正直軽蔑していた。
学生なのに勉強もせず、世の中や人のせいにして言い訳をみつけては、
努力をしない堕落した人たち。
悪いことをして、親や人に迷惑を掛けるどうしようもない奴ら・・・。

けれど、こうやって実際接してみると、確かに彼らは
アウトローかもしれないけれど、とても人間っぽい気がした。
最初は怖かったけれど、なぜか癒される時もあった。
良く知りもせず、すべてを否定していた自分を恥じた。


そしてクリスマス。
R君の家でクリスマスパーティをしようとSに言われた。
白い息を吐きながら急いでR君の家へ行くと、Sはいなかった。

「R君、Sは?」

R君は、何故かとても苦しそうな顔をした。


Sは、来なかった。
中学校の時の私の同級生で誰とでも寝ると噂のМ子と、
泊りがけでサーフィンに行ったらしい。
(これは、後から知った。R君は歯切れ悪く、とにかくSは来ない
としか言わなかったので。)

「これ、Sから預かったから」

渡されたものは、サーフィンをこよなく愛するSが気に入っている
サーフブランドのリングだった。

涙がこぼれそうだった。
Sの裏切りは、なんとなく察しがついた。
でも、必死で堪えた。
泣いたらR君に悪い。


あとから違う仲間に聞いたところによると、あの日、出かけようとする
SとR君は殴り合いのケンカをしたという。

「お前はサイテーな男だ!」

「でもあいつは、サイテーな俺に惚れてるんだよ!」

と、言い争っていたらしい。

あいつはキスしか許してくれない。
そして、M子にはネックレス、でも、私にはリングなんだから。
と、言い訳?も。


私はもう、R君の部屋へは行かなかった。
Sにも会いたくなかった。
が・・・冬もさらに深まったころ、SとМ子が歩いているのに出くわした。

その時の気まずさや、胸の苦しさは今でも覚えている。
見て見ぬフリをして過ぎようと思ったら、Sが追いかけて来た。

「待ってくれよ。リング受け取ってくれた?」

と、笑っていた。

「あいつ(М子)はさぁ、ただのアソビだから。怒るなよ」

私は彼の言葉が終わるのとほぼ同時に、
Sの横っ面を思いっきりひっぱたいた。

色々何か言いたかったが、何も言えなかった。
茫然と立ちすくむSを置いて走る。
心の中で、何かがぷつん!と切れた。
クリスマスの夜、我慢していた涙が今頃になって
どっと溢れて来た。


実は大人になって、Sに偶然出くわしたことがある。
お茶をしてお互い近況報告をしている最中、カフェの女の子を
ナンパしたので、頭に来て店を出たらまた追いかけて来た(笑)。
あの時と同じように、ビンタしてやった。

「相変わらずね」

って、今度は嫌味が言えた(笑)。
ニヤッと笑って「成長したね(笑)」って言われたので、

「アンタのおかげでね!」

って捨て台詞を吐いてからは、もう出くわしていない(笑)。

私が、チャラ男が大嫌いになったのは、Sのおかげ(せい?)かもしれない。


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by bizim | 2011-10-04 23:21 | Tokyo'dan
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