"yarım" (やるむ) とはトルコ語で はんぶん の意味。  İstanbul と Tokyo 半々生活のふたりのおはなし。
by bizim
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カテゴリ:İstanbul'dan( 32 )
NO!と言い過ぎな?日本人
ずっとトルコの常宿としていたプチホテルがあったのだが、
ある時満室で取れず、近所の小さなホテルに泊まった時のこと。

チェックインした時に、代金は前払いだと言われ、
事前に予約していたし、そういうもんかな?と思って
言われるがままに支払った。

そして、数日滞在してチェックアウトの時、宿泊代金を
再請求された。

「え?チェックインの時に払ったよ」

「誰に?」


誰に・・・って
いちいちフロントの人間の名前なんか
知るか!!



今、目の前にいる男じゃない、別の男だったので、チェックインした
日時を告げて、「その時にいた男に渡した」と言ったら、
オヤジ(オーナー?)と、フロントの若い男は、「誰だろう?」と、
話し始めた。


えええーーーっ!!

いつ誰が入るとか、シフト表とかないのっ?



・・・迂闊だった。
領収書を貰わなかった私の痛恨のミス。
その男が帳簿か何かにそれを記載しているのを見たので、
「まあいいか」と、思ってしまったのだ。

でもここで引き下がって、こんなク×ホテルに2重に支払いを
するわけにはいかない。

ふたりは私に、「受け取った記録がない」と言いやがるので、

「そんなのそちらのミスでしょ?私に関係ない。私は間違いなく払った!」
と、トルコ式に言い張り、その時のフロントの男を呼び出せ!と言った。
「誰だかわからない」というので、容貌を説明したり、似顔絵を書いたら(笑)
なんとか人物特定。
電話したが連絡が取れず、確認出来ないとの事だった。

フロントを挟んで、お互い困った顔で見つめ合う・・・。

飛行機の時間が迫っていた。
(こういう時に限って、タイランとは事情で別の場所で待ち合わせだった)
ええい!奥の手だっ!


 「私は日本人です。
日本人は、払ってないのに払ったなんてウソは言いません。
アッラーに誓って絶対に!!」



力強く言ったら、ふたりは「そう思う」「日本人は真面目だ」と言った。

「でしょう?だから私はウソをついてない。ちゃんと払ったの。
それでは、ごきげんよう☆」


と、精一杯すましてホテルを出た(笑)。
日本人なのに何故アッラーに誓うのかは謎だが、そんなことはこの際どうでもいい。

武勇伝を聞いたタイランは、「ジェイダって、トルコで人格変るよね(笑)」
と、大笑いしていた。

注:後日夫にホテルに確認してもらったが、無事私の無実は証明された(笑)。

更新の励みになります!最後にぽちっ☆と、よろしくお願いします^^
いつもありがとうございます また よろしくです^^
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by bizim | 2011-07-11 21:17 | İstanbul'dan
愛の欠片
昨日のエントリを取り下げました。

夫が、その件については触れないで欲しいとの事だったので・・・(^^;。
すみません。

でも、「ブルジュって誰?」と、気になる方に(笑)。

ブルジュは夫の元カノでした。
別れて時間が経ってるのに、何故今頃になってそんなものが
出てくるのかと、夫は不思議がっていました。

すったもんだあったけれど、別荘での夫の思い出を、
私との想い出に上書きするために、気を取り直して
一緒に過ごす事に。

ある意味あのピアスのお陰で試され、お互いの気持ちを
再確認することが出来たかなあ・・・と、今となっては
思います。

元カノが、本当にうっかりそのピアスを忘れたのか、
それとも、別れの予感を感じて、
ピアスの片方だけを愛の断片として遺して行ったのかは、
知る術もないけれど・・・。

↓ 最後にぽちっ!と、あしあと代わりに よろしくお願いします^^☆↓
 
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by bizim | 2011-03-31 22:14 | İstanbul'dan
美しき伏兵
私とタイランの結婚を、最初父が反対したように、
実はタイランの身内にも、それを快く思わない人がいた。

タイランの父方の親戚に当たる子で、エリフという美しい子だった。
エリフはタイランと同じようにイギリスの大学に通っていて、
夏にタイランの実家で会った事がある。

エリフは凄くタイランを慕っていて、そのせいか、私がキライなようだった(笑)。
タイランや、皆がいる前では私に笑顔を向けてくれたが、
誰もいない所では、私が視界にいないものとして振舞った。

一番ショックだったのは、初めて会った時。
その時私たちは婚約が決まっていたのだが、私はトルコ語が分からないと
思ったのだろう。話す間もなく裏でタイランに、

「なんで日本人なんかと?兄さんだったらいくらでも欧州の女性が選べるのに!」

と言っているのが聞こえてしまった。

ショックだった。
私個人に落ち度があって「なんであの人と?」と、言われるならいいが、
「日本人」だからダメというのが、悔しかった。
トルコ人は親日の人が多いと思うが、アジア人を蔑視する人たちも存在する。
おそらく、エリフもその一人なのだろう。

そんなエリフにタイランは、
「彼女はトルコ語が分かるんだ。聞こえたらどうする」と、叱っていた。
「聞こえたっていいわよ。だって、嫌なんだもん!」と、エリフは開き直った。
その時タイランは、確かこんなふうに言っていた。
「君は大学で何を学んでいるんだ?まあいいさ。
彼女がどういう女性か観察するといいよ」


その返事が気に入らなかったのか、エリフが飛び出してきて、
立っていた私とハチ合わせた。

私に気付き、睨みつけるエリフ。

彼女は私に向かって、日本語で言えば「この泥棒猫!」というような、汚い言葉を吐いた。

「エリフ!なんて事を言うんだ!」

タイランは私にバツが悪そうに謝った。

「大丈夫よ」


若く美しいトルコ女性ほど、手に負えないものはない。
それも、ワガママ放題に育てられたお嬢様なら尚更だ。

トルコ人だって欧州に行けば、同じように「トルコ人なんて!」と、
言われている同胞が掃いて捨てるほどいる。トルコ国外にいて
それに気付かずに来れているだけ、彼女は幸せ者だと思った。

その後、エリフと顔をあわせる機会があった。
彼女は当然謝りはしないが(笑)、明らかに態度は軟化していた。

実はタイランがエリフに、

「君がもしイギリス人に恋をして、結婚しようと思った時、
相手の身内がパートナーに『トルコ人なんかと結婚するな。
EU加盟国の人間にしろ』と言っているのを聞いたらどう思う?
挙句、汚い言葉を向けられたらどうする?」


と、問い掛けたのだそうだ。
エリフは黙っていたらしい。

「君なら殺したいくらい憎むだろう?でも彼女は怒りもせず、君を許した。
それは僕に対する深い愛情であり、トルコ人に対する大きな愛情でもあるんだよ。
それでも君は、彼女や日本人が嫌いかい?」


そう言われ、さすがに彼女も思う所があったのだろう。

「僕は日本に行って、一度も嫌な思いをした事がない。
日本人はシャイだけど、皆親切で、礼儀正しくて、誰に対しても敬意を持っている。
そんな人たちを僕は日本人以外に知らない。エリフにそう言ったんだ。
僕たちは彼らから学ぶことが沢山あるよ。って」


いち日本人として嬉しかった。
タイランから、エリフへ。
少しずつ日本人の良さが伝わっているらしい事が。

恐らく、エリフの両親がそうだった(アジア人嫌い)影響なのだろうが、
タイランの家族がそうでなかったことに、胸を撫で下ろした。

トルコに行ったら、少しでも多くのトルコ人に、日本や日本人の素晴らしさが
広まるように、ちいさな事からやっていけたらなあ・・・と思っている^^。

↓ ぽちっ!と 声援よろしくお願いします^^☆↓
 
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by bizim | 2011-01-11 22:32 | İstanbul'dan
アンネの息子がたり
 「今までに何人か家にガールフレンドを連れて来た事があったけど、
 ジェイダの時は今までとちょっと違っていたわ。
 何かの話になると直ぐに『ジェイダが・・・』ってあなたの話をするようになったしね。
 そんな時のあの子は、本当に幸せそうなの(笑)。
 だから、タイランから『話したい事がある』って言われた時、ピンと来たの。
 あなたと結婚したいと言うんだろうって」


タイランが仕事でいない時、アンネはよく私にタイランのことを話してくれる。
その日は、私たちが恋人から家族への道を選び始める時の事だった。

タイランは「母さんは、ジェイダのことどう思う?」と、聞いて来たらしい。
アンネが「ステキな娘さんだと思う。好きよ」と答えると、

       「良かった。僕は彼女と結婚しようと思ってる。今度会った時に
       プロポーズをするつもりなんだ」


と。

「わかってはいたけど、嬉しくもあり、淋しくもあったの。
いつかこの瞬間が訪れることは覚悟していたけれどね。
タイランは私の(離婚)のせいで、もしかしたら一生独身かもしれないと
思ったこともあった。でもこうやって一人前になって恋をして、
お嫁さんを連れて来ようとしている。
母親として幸せな、でもちょっぴり淋しい時ね」


アンネは微笑むと、私の頬にそっと触れてくれた。
暖かくて、優しい手・・・。


アンネの離婚で実父と幼い頃に別れ、やがてタイランの元へ今の継父がやって来る。

「あの子は賢い子だから、表立って反発したりする子じゃなかった。
全部自分の中にしまい込んで、何も言わなかったの。
でも、若い頃は決して今の父親に心を許すことはなかったし、
私の事も許していなかったんじゃないかと思うわ。
結婚とか、恋愛にもどこか冷めていたわね。
本気で女性を愛せないんじゃないかと、疑ったりね(笑)」


タイランは、繊細な子だったらしい。でも、アンネの前では必死に
ひとりの男であろうとして、守ってくれようとしてくれたそうだ。
アンネは、たったひとりの息子、タイランが可愛くて仕方がない。
可愛くて、賢くて、優しくて、理想の息子だと断言する
(母親にとって、全ての息子がそうであるように)。

「タイランは私の宝物なの(笑)。だから、お嫁さんのあなたに
嫉妬する事も勿論あるのよ。解ってくれる?(笑)。
でもね、そんな大切なタイランの良さを誰よりも理解して、惜しみない愛情を
注いでくれるあなたにとても感謝しているし、嬉しくて仕方がないの。
今ではあなたも大切な私の宝物」


タイランにはお姉さんもいるが、やはり母親にとって息子は特別なのだろう。
アンネは私にも優しく、そして時には厳しく言ったりもするが、
同じ女性として理解しようとしてくれるアンネが私も大好きだ。


トルコ人以外と結婚する事には、別にアンネもババも驚かなかったらしい。

「タイランは、普段は甘えん坊でしょ。ちょっと気難しくてわがままだしね。
だから、ジェイダみたいな人じゃないと面倒見るのは無理ね(笑)。
でも、イザ!っていう時は男らしくて頼れるでしょ?」


と、最後は必ずアンネの息子自慢が始まる(笑)。

 「そうですね。頼りにしてます」

「ベッドでもそうじゃない?どうかしら?(〃▽〃)」

(^▽^;) ・・・そして時々、こんなY談ツッコミも・・・(汗)。

 「あの・・・そ、そうですね」 

タイランにもアンネは 「ジェイダって、あの年にしてはウブよね?
そういう話をすると真っ赤になって全然話せないのよ。
かわいいわね~(笑)」
と、言ったらしい。

「『母さん、そんな事彼女に聞いてるの?いい加減にしてくれよ』って言っておいた」

そうしたらアンネはぷうっ!とふくれて、
「女同士の話なんだからいいのよっ!」と反論(笑)。

「母さん~・・(;´∀`) アノネー・・・」


きっとアンネは、そういうY談のフリをして、私たちが子作りする気があるのかどうかを
実は探りたいのではないかな?と、勘ぐる私だった(笑)。


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by bizim | 2010-12-23 09:53 | İstanbul'dan
yenge イエンゲ と呼ばれて・・・
タイランの実家の近所に、タイランを「abi」(兄さん)と呼んで慕う男子がいる。
25、6歳位だと思うが、金髪ロン毛のなかなかのイケメンで、お坊ちゃまだ。
名前はTarık(タルック)と言うが、私は勝手に「チャラ男」(チャラチャラした男の意味)
と呼んでいた(笑)。
見るたびに連れている女が違うし、耳や唇にピアスをつけ、ヘアスタイルばかり
気にしている。まあ要は、いまどきの男子なのだが。

「charaoって何?どういう意味?」

と、タイランが不思議そうに聞いてきたので、名前の由来を教えると
大笑いしていた。
いわく、チャラ男は確かにチャラいらしいが(笑)、
「あれで頭はけっこう優秀なんだよ」
とのことだった。

そんなチャラ男にもいいところがあって、私の事を結婚前から
「yenge (イエンゲ)」と呼んでいた事だ(笑)。

イエンゲとは、兄の妻を呼ぶときの言葉だ。

そんなチャラ男を訂正するでもなく、タイランは笑って流していた。


一度、チャラ男の家の庭で3人でおしゃべりしていた時、
タイランが家に物を取りに行った。
チャラ男とふたりきりになった時、チャンス!とばかりに私は彼にあることを尋ねた。


 「今まで、イエンゲと呼んだ人は、何人いた?」


「タイランがいなくなった時」、「私が意味深な微笑を浮かべて」、
尋ねたこの言葉の意図を
果たしてチャラ男、いや、Tarık は理解できるのか・・・?

「・・・・・・・」

 「あなたのabi に都合が悪い事を聞こうなんて無謀だと思うけど、
 私は勇気ある女なの(笑)」


Tarık はふっ・・と笑って、答えた。

「イエンゲになり損なったガールフレンド(恋人)は何人か見たことがあるよ(笑)。
でも僕がイエンゲと呼んだのは、あなただけ」


私が笑顔を向けると、

「何人もabi にイエンゲがいるわけがないだろう?ひとりだからイエンゲなのさ。
僕はそこまでabi にも、勿論アナタにも失礼じゃないよ(笑)」


と、Tarık はカッコつけながら言った。


タイランが言ったとおり、チャラ男はなかなかだった(笑)。


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by bizim | 2010-12-20 01:22 | İstanbul'dan
忘れ得ぬひと
私は夫の今までの女性遍歴をあまりよく知らないが、
おそらく、結婚した私以外で(笑)最も忘れ得ぬ女性と
思われる人の写真を見た事がある。

イギリス留学時代の写真を見せてもらっていた時、
多々ある友人達との写真の中で、ひときわ印象的で美しい女性がいた。
ペネロペ・クルスにそっくりなその彼女は、微笑みながらタイランにそっと
寄り添っていた。
b0197607_230224.jpg







Penélope Cruz

私の視線がその写真に注がれたのに気付くと、夫は「あっ」という顔をした(笑)。
私が「この人は?」という表情でタイランの顔を見ると、今まで軽快に友人や
その写真にまつわるエピソード紹介をしていたのと対照的に、急に言葉少なになった。

 「綺麗な人ね。恋人だったんでしょ?」

と、私から振ると、

「ああ。まぁね。写真・・・全部処分したつもりだったんだけど」

写真を抜き取り、破棄しようとする夫の手を止める。

 「タイラン、いいじゃない。このまま取っておけば」

「えっ?だって、昔の恋人の写真があるなんて嫌だろう?
第一、君に失礼だ」


 「ううん。私は気にしない。あなたが破棄したいと言うなら止めないけど、
 若い時の想い出としてとっておいてもいいんじゃないの?」


「・・・・・」

それ以外の元カノの写真を、私は1枚も見たことがなかった。
ペネロペの写真も、それ以外は全て処分したという夫。夫の性格から
いって、1枚だけ忘れるという事はないと思う。それもこうやってきちんと
保存されているという事は、どうしてもこの1枚だけは、捨ててしまうのには
忍びなかったのではないだろうか。

タイランの、忘れ得ぬ女性・・・

それは彼女なのだと思った。

 「彼女、どんな人だったの?」

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by bizim | 2010-11-15 23:16 | İstanbul'dan
小さなキューピッド ②
暫くして、タイランが戻ってきた。

 「ザフェルの家、直ぐにわかった?」

「ああ」 

 「家族、どんな人たちだった?」

「・・・・・」

 「タイラン・・・?」


何故だかタイランの口は重かった。
問い詰めると・・・やっと口を開いた。


「ザフェルの母親は、ウクライナから出てきた売春婦だよ」

( ̄□ ̄;)!!


「・・・・恐らく、父親はトルコ人の客だろう」


ザフェルは昼間タイランに、ある事を告白したのだという。
自分の母親が売春婦で、ホテルや街行く男に声を掛け、
客として連れて来るよう言われているのだと。
だから、タイランがザフェルを連れて行った時も、母親はタイランを客だと思ったらしい。

その時ザフェルは必死で、タイランは客じゃない。だからそういうことをしないで!
お姉ちゃんが悲しむからやめて!
と、言ったのだそうだ。

母親はタイランの前でザフェルを罵って叩き、タイランが

「僕はあなたの仕事より、子供を虐待したらそれに関しては黙って
見過ごすわけには行かないですよ?」


と仲裁し牽制したら、止めたらしい。

「それに、彼の『仕事』も立派な精神的虐待だ。これで最後に」

といってお金をあげたら「わかった」とだけ言い、
ザフェルと一緒に部屋に入ってそれからは応答がなかったらしい。

 「ザフェル・・・(´;ω;`) 」

「ザフェルは、だから最初僕にも家に来させようとしなかった。
お母さんが僕を引き込むんじゃないかと思っていたんだろう。
僕は大丈夫だよ。だから心配するな。って言ったんだ。彼は何度も
『絶対だよ。お姉ちゃんが悲しむから、絶対だよ。お兄ちゃんを信じたよ』って・・・」


泣き出す私にタイランは、

「残念だけど、僕らが彼にしてあげられる事はここまでだよ。
辛い事を聞かせてしまってごめん」


と言いながら、自分も目を赤くしていた。

ザフェルと私を思い、愛情で包んでくれたタイラン。
私とタイランを愛してくれ、必死で守ってくれた小さなザフェル。
そして、そのザフェルに圧し掛かる過酷すぎる現実・・・・・。



それ以降、ザフェルを見かける事はなかった。
タイランの脅し(?)が効いて母親が辞めさせたのか、
それとも、もうこの街にはいないのか。

後日、気になってタイランとザフェルの家に行ったが、越してしまっていて
消息はとうとうつかめなかった。



イスタンブルで、ザフェル位の年齢の男の子を見かけると思わず目で追い、
探してしまう。
そんな私に気付くと、タイランはなんとも言えない表情をする。

ザフェルのお陰で私たちが、結婚後どんな「ババ」と「アンネ」になるのか
イメージする事が出来、「この人となら・・・」との思いを、確かなものに
出来たのではないかと思う。
甘い、でも、切ない想い出となってしまったけれど・・・。

「ザフェルはかわいそうだけれど、でも、世の中にはもっと不幸な子供達が
沢山いる。彼ならきっと、どんな境遇でも負けずに生きて行けると僕は思うよ」


 「ザフェル、勉強したいと言ってたよね。いつの日か、タイランの大学に入って来て
 再会出来たらいいな・・・・・」


「そうだね^^」


今日もどこかで、ザフェルが無邪気に笑える1日を過ごしている事を、
遠い日本から願って・・・。



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by bizim | 2010-11-07 10:08 | İstanbul'dan
小さなキューピッド ①
私たちを引き合わせてくれたキューピッドが共通の知人 J だとしたら、
結婚をイメージさせてくれた小さなキューピッドが、
もうひとりいると言ってもいいかもしれない。

タイランと婚約前、私がまだホテルや知人宅に投宿していた頃、
常宿を出ると5歳くらいの少年が路地でひとりで時々遊んでいた。
私の姿を見るとニッコリ微笑んだり、「merhaba」と声を掛けてくれたりした。

「abla japon musun? お姉ちゃん、日本人?」

 「evet ya sen türk musun ;p そうよ。あなたはトルコ人?(笑)」

「evettt :D そうだよ(〃▽〃)」

 「adın nedir? 名前は?」

「zafer sen? ザフェル。お姉ちゃんは?」

 「ceyda ジェイダ」

「memnun oldum ceyda (会えて)嬉しいよ ジェイダ」

 「bende 私もよ」

それ以来、私とザフェルは仲良しになった。


タイランとホテルを出た時、ザフェルが私たちに駆け寄ってきた。
初めてタイランを見たザフェルはちょっと驚いたものの、私が紹介すると、
「お姉ちゃんの恋人?」と、聞いた。
「そうだよ」とタイランが答えると、
「結婚するの?」と、子供らしい質問をぶつけた。

その時、私はまだタイランからプロポーズを受けていなかったから、
正直ちょっと焦った。
そして、タイランがどう返答をするのか内心ドキドキだった。
タイランは笑いながらザフェルに「olur 」と答えた。

「いつ?」

「将来だよ」

「じゃあ、僕が先にablaと結婚してもいい?」

「あはは。ablaのこと好きなのか?」

「うん!お嫁さんにしたい!」

「そうかー。じゃあライバルだなー」

私は「ザフェルったらー(ノ´∀`*)!」といいつつ、内心
「ザフェル、GJ!!あとでなんでも買ってあげるーー!」と、
大喜びしていた(笑)。


「すっかり懐いてるんだね。どこの子?」

 「うん・・・なんだかホテルの近所の子みたいなんだけど、
 家とか家族のことを聞いてもあまり言いたがらないの」


「ふーん。
なんかワケ有りなのかな。ジプシーとか物売りの子ではないみたいだけど。
でも一応財布とか貴金属に気をつけて」


 「うん・・・」


「それ、どこのことば?」

悟られないようわざと英語で話してきたタイランに、ザフェルが尋ねる。

「英語だよ^^」

「すげえ!」

 「お兄ちゃん、とーっても頭いいのよ^^。
 ザフェルも頑張って勉強すれば、話せるようになるよ」


 (〃▽〃)!!


それ以来、ライバル(笑)タイランのことも「お兄ちゃん」といって慕うようになった
ザフェルと私たちは、ある日3人で、近くの公園へ散歩に行った。
ザフェルを真ん中にして手を繋ぐ。
芝の上にシートをひき、少し離れた場所で嬉しそうに遊ぶザフェルを見守る。


「子供好き?」

 「う~ん。実はね、苦手な方なの」

「驚いた。そうなの?とてもそんなふうに見えないけど?」

 「キライじゃないけど、子供によるかな・・・。でも何故か、
 赤ちゃんや子供には凄く好かれるのよ。私が子供っぽいからかな(笑)」


「彼らはピュアだから、自分に優しくしてくれる人は本能で判るんだよ。
だから苦手といいつつ自分に子供が出来たら、溺愛するんじゃないの(笑)?」


 「そうかもね^^」


ザフェルにを肩車したり、振り回して遊んだりするタイランの姿を、父親になったら
こんなふうに子供と遊ぶのかなあと思いながら眺めていた。
大はしゃぎのザフェル。
やっぱり男の子は、男性と遊ぶ方が楽しいのだろうか。

トルコ人は本当に子供の扱いが上手いが、タイランもまるでもう2~3人は
子供を育ててきたかのような、手馴れたものだった。

 「子供の相手が上手いのね。本当のババみたい」

「ああ、姉貴の子供とか従兄弟とかみたことあるしね^^」


はしゃぎ疲れたのか、ザフェルはうとうとし始めた。
「少し早めにザフェルを帰そう」とタイランが抱き上げ、私のホテルへと向かった。

「僕がザフェルを家に帰してくるから、君は部屋で待ってて」

 「タイラン、ザフェルの家知ってるの?」

「さっき本人から聞いた。多分わかると思う」

 「私も行きたい」

「いや、君は部屋で待ってて。いいね」

 「・・・・・」

いつになくタイランの強い調子にちょっと何かひっかかったが、従う事にした。



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by bizim | 2010-11-07 01:02 | İstanbul'dan
トルコ人らしからぬ恋愛観
イスタンブルあたりの大都市では、結婚までバージンの女性は
いまや砂漠でダイヤモンドを探すような確率のものらしい。

地方ではまだまだ堅い風習が残っているが、それでもここ近年、地方でも初体験の
低年齢化が問題となっているというニュースを何度か目にした。

それでもやっぱり、今時の日本の若い世代ほどオープンではないようだし、
私が知る限りは、男性も高校生の頃位に初体験を済ませていながら、
結婚相手にはバージンの女性がいいらしい(笑)。

私の知人のトルコ人女性がまだ独身で、恋人も今まで何人もいたが
バージンを守っていると言ったら、

「そんな女性がまだいたのか!是非、紹介して欲しい!!」

と、みんなに言われた(笑)。その話をタイランにした時、

「彼女何歳?30?それおかしいよ」

と、怪訝そうな顔をした。

 「どうして?」

「30にもなって、しかも、今まで恋人も何人もいて、1度もセックスしたことないなんて。
普通に考えたらおかしいだろう。そういうこと出来ない身体とか、心の問題とか?」
 

 「違うよ。ごくフツーの女性」

「う~ん。10代前半とかのまだ身体が未発達な時期に経験するのは
問題だと思うけど、30の女性なら、ひとりやふたり経験があるのが
僕は普通だと思う」


 「じゃあさ、30でバージンと、30で15人知ってる人だったらどっちを選ぶ?」

「15ってビミョーに多い気がするけど(笑)、どうなの?日本じゃ普通なの?(笑)」

 「いや、知らない(笑) ♪~( ̄з ̄;)」

「まあいいや(笑)。
それでも僕は30歳でバージンは嫌だな。15人の方を選ぶよ」



へえええ~~~。


それを他のトルコ人男性に話したら、全員タイランの方がおかしい!
と言っていた(笑)。
男なら、願わくば誰の手にも汚されていない女性を望むのは
ごく自然で当たり前のこと。彼は君に理解のある男だということを示したいだけ、
または、君に気を遣っているだけだと。

その意見は内緒にして(笑)、更に後日タイランにつっこむと、
かく熱く語りき・・・(^^;;


「いや、何もバージンが全部ダメだと言っているんじゃなくて、
年齢相応であるべきだって言いたいんだよ。成人した大人の女性が恋もして、
恋人に抱かれたいと感じないのも、
感じながらそれを頑なに拒否するのもどうなの?って。
それを好む男もいるとは思うけど、僕自身はそういう女性は苦手だし、
怖く感じるんだ。

医学的見地から言っても、あんまり遅いのはホルモンとかも含めて、
色々問題が出てくると思うよ。女性として。むしろ、そっちが心配だよね。
そこまでバージンに拘らせるように仕向けたのは男のエゴだと思うし、
だったら僕は男も結婚まで貞操を守るべきだと思う。

まあ、イスラムに信心深い人たちは男女ともに今もそうみたいだけど。
要は、それぞれの自由だと思うけど、僕はそういう女性を選ばないってことだよ」



夫は私に、今までどれほど経験があるのか?と聞いて来た事もない。

 「タイランは私に今まで、何人?って聞いてきた事ないよね(笑)」

そういうと、ニヤッと笑って「そうだったっけ?」と言う夫。

 「うん。聞かれたことないよ(笑)」

「別に、取り立てて聞くことじゃないだろう?。それによって何かが
変わるワケじゃないし」


とかなんとか言っちゃって、ホントは聞きたいクセに!!(笑)。
オトコの突っ張り?(いや、本気で興味なかったりして・・・(^∀^;))



 「タイラン、私がバージンだったの気がつかなかったの?」



「・・・ソレはさすがに、そんな上手いウソを今まで聞いたことがないよ」



笑い 怒り? にうち震えながら、平静を装いタバコをふかす夫だった(笑)。




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by bizim | 2010-11-04 22:45 | İstanbul'dan
浮気 そのときどうする
聞きたてホヤホヤのニュース!(笑)
共通の知人で私たちのキューピッド、イギリス人のJ が、
離婚の危機に晒されているらしい。

「今、J、家を追い出されているらしいよ(笑)」

 「えーー!!なんで?」 

原因は、J の浮気。
数年来の愛人がいて、病気を貰ってきたのに気付かずに夫人に
うつした事からばれてしまったらしい。
J の奥さんもイギリス人。男だから単発火遊びはあるかもしれないけど、
J は恐妻家なので、そんな長期に渡る特定の愛人がいるとは、
夢にも思わなかった。


「相手は大学生らしいよ」

 「ええええーーっ!じゃあ、相手が10代のころから付き合ってたってこと?」

「そうだね」

 「もしかしてタイラン、それ知ってたの?」

「ああ・・・まあ・・ね」


オトコって奴は!!

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by bizim | 2010-11-01 00:18 | İstanbul'dan