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Honey Trap ハニートラップ
少し前、トルコの友人Y女史から、あることに誘われた。
「ねえ。ダンナの浮気心を試したくない?」 「え・・・?」 facebookで、若く美しい女子になりすましてターゲットに友人リクエストをし、 それ以降の反応を試すというものらしい。 彼女はもう何度かこの手で友人たちの夫や恋人を試して来たという。 彼女いわく、 「割合的には、3人のうち2人は友人承認はもちろんのこと、会うことにも積極的」 らしい。 「えー。そんな人の心をはかるような事って、悪趣味じゃない? そんなの知らない方がいいよ。上手く行ってるものも、行かなくなっちゃうよ」 「自信ないの?」 「そんなことないけど・・・」 でも・・・ 私の心の中の悪魔が囁く。 ――タイランはそんな誘いに乗りっこないよ。でも、 どういう反応をするか知りたくはない?―― 「勿論、実際に会ったりはしないし、万が一誘いに乗ったら 呼び出して終わり。 待ち合わせ場所で隠れてそのニヤケ顔を観察するか、 ひっぱたくかはご自由に(笑)」 夫は今、日本だから、いいところSkypeデートに乗ってくるかどうかか・・・。 夫はどうするだろう? 若い、キレイなトルコ人女性からアプローチされたなら・・・・ 私はまんまとY女史の誘いに乗ってしまった。 刺客設定は、24歳金髪美女のスレンダー&巨乳なゼイネップ嬢。 イスタンブルのNに在住。 まず、夫のfacebookに、友人リクエストメッセージ。 メッセージを投下して数日経過。 ・・・夫は無反応だったらしい(笑)。 但し、私にも報告はナシ。 今度は、自分のアドレスを知らせて、チャットの申し込み。 すると数日後、彼女のアドレスが登録されたとの知らせが! 「このアドレスって、ダンナの?」 ドキドキ焦りながら見たが、私の知る限りは、夫のアドレスではなかった。 でも、この為に新しく内緒のアドレスを作りやがったのかもしれない(笑)。 「夫のじゃないみたい」 「そう。じゃ、オンラインになった時に話しかけてみるから」 私が会社に行ってる間に、ヘラヘラチャットに興じてたらどうしてやろうか。 でも、何事も知り過ぎないに限る。相手を失いたくないなら尚更。 私は、こんなことに乗ってしまった自分が恥ずかしくなってしまった。 万が一、夫が浮気をしようとしたとしても責められない。 私はもっと最低だ・・・。 女史から、チャットに現れたというナゾの男のキャプチャが届いた。 夫とは似ても似つかない男だった(^^;。 「だっ・・・誰これ?」 数日後、夫がそのことを話し始めた。 「なんかさ、ヘンな女がfacebookで話し掛けてきて、しつこかったんだよ」 「へーーーそうなんだ( ̄ー ̄; 」 「怪しかったし、男なら誰でもいいみたいな感じだったから、 知り合いにアドレスあげちゃった(笑)」 「( ゜ ▽ ゜ ;)エッ!! それはちょっと酷いんじゃないの?(汗)」 「いいんだよ。顔写真載せてないんだから、 それが僕じゃないって分る筈ないだろう? きっと、誰彼構わず男漁りしてるような女なんだよ。 だったらお望み通り、いい返事をくれそうな男を紹介して あげようと思ってさ(笑)」 「・・・・・( = =) 」 恐るべし、タイラン。 自己嫌悪と罪悪感だけが残って後味が悪かったので、もう二度とこんなことは すまいと、贖罪のつもりでおかずを一品追加することにした(← 安い贖罪 笑)。 ↓ 最後にぽちっ!と、あしあと代わりに よろしくお願いします^^☆↓ 携帯用 遠距離夫婦ブログランキング
by bizim
| 2011-04-23 02:00
| Tokyo'dan
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