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"yarım" (やるむ) とはトルコ語で はんぶん の意味。  İstanbul と Tokyo 半々生活のふたりのおはなし。
by bizim
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ユルく生きる!
私は細かいA型だが(笑)、海外に行くと、その先ではあまりイライラせず、
どちらかといえば、日本とその国の違いを楽しめる性格だと思う。
(付き合いの浅い人にはよく、O型、B型に間違えられるが(笑))

持って生まれた性質もあるが、後天的なものも大きい。
例えば・・・

以前欧州の某国の銀行で両替をして、金額をごまかされた。
ガイドにも「銀行も信用できない」と書いてあったので、
その場で数えた。
そうしたら「早く行け!」と、ネコババ発覚を恐れてか、
銀行員にスゴまれたが無視して数えきったら、やはり足りなかった。
現地語で、

「足りない!」

と、抗議したら、小銭を投げつけられた。
その小銭もまた、足りなかった(笑)。
要は正確に「○○足りないから寄越せ!」と教えてあげないとダメならしい(笑)。
日本では考えられない。(つか、ほかの多くの先進国でも(^^;)。

トルコでは、当たり前のようにいきなり停電する。
いつ復旧するかは、アラーのみぞ知る。

韓国では昼時、店先で平気で従業員がごはんを食べてたりする。
仕事中の私語も気にしない。
たとえそれが、リラックス空間(であるはずの)マッサージだとしても。

オーストラリアでは、閉店が18時と書いてあったスーパーが、
しょっちゅう17時頃に終わっていた。

そして、多くの国では自分に非があっても認めない。
謝らない。人のせいにする。言い訳をする。
更には、見え透いた嘘までついてきたりする(笑)。

勿論、それらのことにキレて、文句を言って戦ったことも多々ある。
だが、ある時気が付いたのだ。

「彼らが悪いんじゃあない」

と。
日本人が、突出して完璧すぎるのだ。
だから、その日本のものさしで測ったら、彼らに悪いじゃないか!
そう思うようになった(笑)。

「ニホンジン、なんでも出来て、ごめんね、ごめんね~」

的な、上から目線をブチかます(笑)。
それ以来、何が起きてもほぼイライラしなくなった。


サハラ砂漠付近のホテルでは、砂混じりの赤茶けた水が水道から
出ても仕方ない。
何故ならそこは日本じゃなくて、砂漠のそばだから。

自分が早く帰りたいから、ツアー客を物凄く早い時間に
空港に送って行ったりするのも仕方ない。
何故なら彼は日本人じゃないし、驚くほど安月給だから。

そんなふうに思えるようになった。
トルコでも、怒りを通り越して、笑うしかないような事が多々ある。
住めば尚更だろう。

でも、デキる日本人の余裕を以って受け容れ(笑)、
違った視点や受け流し方を、学ばせてもらえればいいかな・・・と、
思っている。

でも、身内の夫には、

「えー、ありえねー!」

とか、「ほんっと、トルコ人ってテキトーだね(笑)」とか、
攻撃ならぬ、口撃しているけれど(笑)。

夫からすれば、宅配便の荷物がちゃんと届く上に、
あんなに細かく時間指定出来て、且つ、それが正確に来るだけで、
日本は「ミラクル!」なのだ。

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いつもありがとうございます また よろしくです^^
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by bizim | 2011-10-10 01:39 | Tokyo'dan
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